やぎ座α流星群を知っていますか?
やぎ座α流星群は、毎年7月上旬から8月下旬にかけて観察が可能な
流星群で、ゆっくりと流れる流星が特徴の流星群です。
2023年に流星がもっともよく観察できるのは、7月30日(水)
午前1時半ごろです。
ちょうど夏休みですし、観測のしやすい気候の時期ですよね。
同じ時期には、みずがめ座δ流星群も観察が可能なので、1時間に20個ほどの
流星が観察できます。
流星をみてみたい方にとってはうれしい時期ですよね。
今回は、「2023年のやぎ座α流星群はいつ?見える方角や時間、
流星のピークは?」と題してやぎ座α流星群についてまとめました。
ぜひ、参考にしてくださいね。
2023年やぎ座α流星群はいつ?
やぎ座α流星群は、毎年7月上旬から8月下旬にかけて出現する
流星群です。
流星の数は1時間に数個~10個程度で、流星の流れる速さは
ゆっくりです。
また、やぎ座α流星群は、流星の中でもひときわ明るく爆発したように
流れる、火球の観察ができる機会が多いことで知られています。
すーっとはかなく消える流星も綺麗ですが、インパクトのある火球も観察が
できる可能性が高いのはとてもうれしいですね。
2023年やぎ座α流星群観測のおすすめの日時
2023年に流星がもっともよく観察できるのは、7月30日(水)です。
7月29日(木)の午後6時ころから観測しやすいのですが、満月前の
明るい月が上っていることに加えて、やぎ座α流星群の放射点は地平線ちかくの
高度が低い位置にあるので、月が沈んだ7月30日(木)午前1時半~3時頃ごろが
観測のチャンスです。
ちょうどおこさまたちも夏休みですし、気候も観察しやすい時期ですよね。
この日は夜更かし、もしくは朝早く起きて観察するのも楽しいのでは
ないでしょうか?
2023年やぎ座α流星群が見える方角
流星が飛び出す中心になる放射点は、やぎ座近くにあります。
そのため、7月30日くらいに観測をされる場合は、やぎ座が南の空に
あるので、南の空を見ると流星を見つけやすいです。
でも、流星は放射状に流れるので、月明かりや街明かりを避けた方角の
夜空を見上げると見られますので、方角はあまり気にしなくてもいいでしょう。
この時期は、同時期にみずがめ座δ流星群など、他の流星群が活発に
なっているうえに、近くには土星や木星も輝いているので、夏の夜空を
思う存分堪能できると思いますよ。
2023年やぎ座α流星群の流星の数は?
やぎ座α流星群の流星の数は、1時間に多くても数個から10個程度と
とても少な目です。
ただ、同じ時期には、みずがめ座δ流星群も観察が可能なので、うまく
いけば1時間に20個ほどの流星が観察できますよ。
やぎ座α流星群は、放射点のある南の空を中心に四方八方へ放射状に、
飛び出すように流れている様子が観察できるはずです。
やぎ座α流星群について
やぎ座流星群の母天体は不明です。
放射点はやぎ座にあり、南半球での観測は容易ですが、日本を含む北半球では
地平線近くに放射点があるため、やや観測が難しい流星群になります。
ただ、やぎ座α流星群は流星の量こそ少ないですが、火球が見られることで
知られていますし、流れる速さはゆっくりなので、見つけると比較的長く
観察することが可能ですよ。
2023年やぎ座α流星群観測の注意点
やぎ座α流星群の流星は、1時間に10個程度と少ない上に、
みずがめ座δ流星群の流星も出現しているので、どれがやぎ座α流星群の
流星かわからないかもしれません。
でも、その分多くの流星を確認する可能性が高くなると思いますよ。
注意点としては、地平線近くに放射点があるので、できるだけ街あかりから
離れることと、見晴らしがいい場所で見ることだと思います。
ただ、その場合私有地への無断立ち入りや、ごみの持ち帰りなど
他の方の迷惑にならないようにマナーを守って観測したいですね。
夏の時期の観測になりますので、レジャーシートに寝転がって見たり、
キャンプ椅子に座って見たりがおすすめですよ。
また、虫刺されなどもありますので、虫除けは必須です。
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2023年やぎ座α流星群を見るためのポイント
やぎ座α流星群の放射点はやぎ座の近くにあります。
流星群が観察できる夏頃は、やぎ座がみえる方角は南の空です。
放射点が地平線近くになるので、街あかりの少ない場所で、視界が
開けた場所での観察がおすすめですよ。
また、2023年のピーク時には、満月前の明るい月が上っているので、
月が沈んだ7月30日午前1時半から3時ころが、やぎ座α流星群をみるための
1番おすすめの時間帯になりますので、その時間を逃さずに見るのがポイント
となります。
2023年やぎ座α流星群のまとめ
2023年のやぎ座α流星群、いかがでしたか?
やぎ座α流星群は、1時間当たり数個程度と流星の量が少ない
流星群です。
また、満月近くの明るい月の月明かりによって観察がしにくくなる
場合もあります。
おすすめとしては、7月30日の午前1時半から3時頃です。
同じ時期にはみずがめ座δ流星群も出現しているので、ぜひ夏の夜空を
大切な人と堪能してくださいね♪
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