養父市は、国指定の天然記念物の巨木の宝庫であると言われています。
この樽見の大桜も、全国で見ても10指に入ると言われている県下最大の
エドヒガン桜で、樹高13.8m、幹回り6.3mもの巨木で、樹齢1000年を
越えるものもあります。
地上2mのところから数幹に分かれているその姿は圧巻で、見る人に多くの
感動を与えています。
かつては、出石の藩主が花見に訪れていたという花見の名所で、神々しい
姿を、地元の人々は「仙桜」と呼んでいるようです。
ただ、昭和40年頃から、樹勢が衰えてきたため、現在に至るまでは足場を
支えたり、不定根を育てたり、様々な治療を続けながら、人々に守られて
います。
この必死で生き続けている姿に、多くの人が感動しています。
ぜひこの春、長い歴史を通して生き続けて来た樽見の大桜に、エネルギーを
いただいてみてはどうでしょうか?
ご家族そろって、ぜひ樽見の大桜を見に行ってみて下さいね。
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樽見の大桜2023年の見頃や最新開花情報は?
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例年の見ごろは、4月上旬頃から中旬頃です。
ライトアップの情報はありませんが、夜桜の写真を見ると、大変
美しいことがわかりますね。
ただ夜は、ここは山道で危険であるために、ホームページでは
お勧めされていません。
樽見の大桜2023年の最新開花情報
2018年4月3日(樽見の大桜) 兵庫県養父市大屋町樽見。樹齢1.000年を超える。エドヒガンの古木。仙人の桜の意味で別名(仙桜)とも呼ばれ、国定天然記念物。県下最大の大桜で、全国でも樹齢、幹周ともに10指に入る。かつては樹高が20mはあったが、2010年現在は樹高13.8m、根回り8m、目通り幹周6.3mである。 pic.twitter.com/47gp8ga8yR
— 仏壇卸売問屋のオヤジ (@MisakiButsudan) April 6, 2018
4月上旬から中旬にかけてが1番良さそうですが、ここ数年は開花が
早まってきていて、3月下旬頃にももう開花した桜が見られるという
情報もあります。
2023年は、3月25日開花、3月30日満開の予想となっています。
ぜひ、満開の桜を楽しんでくださいね。
樽見の大桜2023年の混雑状況
養父市の、樽見の大桜
行ってきました♪
今、まさに満開だそうです♪
これ見れた人は、ラッキーが訪れるそうです*\(^o^)/* pic.twitter.com/Fi0o6kBLGG— やのぱん (@yanopan1103) April 7, 2022
公共交通機関を使ってのアクセスが非常に不便であるためか、
たいていの人はマイカーやレンタカーを使っていらしています。
そのためか、駐車場は非常に混んでいて、土日などは朝10時くらい
には満車になることもあります。
ただ、土日は、誘導員の方たちがいらっしゃるので、農道の空いている
場所に路駐させてもらえます。
敷地内は、山の中で簡単に行ける場所ではないためか、そんなに人が多い
ということもないため、ゆっくりとご覧になれます。
足元が良くないため、靴にはくれぐれもお気を付けください。
トレッキングシューズやスポーツシューズなど、安全を重視した靴を
使用して、お楽しみくださいね。
1シーズンに、だいたい10000人の見学者が訪れているとの情報が
ありましたよ。
桜の見学者としては、それほど大きい数字ではないので、余裕を持って
楽しめるようです。
樽見の大桜2023年のアクセスと駐車場情報
名称:樽見の大桜
場所:兵庫県養父市大谷町樽見
公式HP:やぶ市観光協会
電車のアクセス
JR山陰本線「山鹿」駅下車、全但バス大屋明延行き、「中村下」
下車(約50分乗車)
樽見地区公民館横登山口入り徒歩30分
車のアクセス
北近畿豊岡自動車道「養父IC」下車後、県道6号線を道なりに進み、
樽見の大桜へのつづく基幹農道へ入ります。
開花期間中の基幹農道は一方通行です。
土日のみ誘導員による誘導があります。
駐車場に駐車後、約400mの登山道を上ります。
徒歩20分くらい歩きますので、運動靴などの、履きなれた靴で
いらしてください。
樽見の大桜2023年の駐車場情報
駐車場名 | 時間 | 備考 |
樽見の大桜 駐車場 | 24時間 | 20台駐車可 |
混んでいると早々に満車になりますが、誘導員の方の指示に従って、
道路に停めることになります。
安全確認の上、自己責任でよろしくお願いいたします。
樽見の大桜2023年の屋台情報
かつては駐車場に露店があったとの情報もありますが、現在は出されて
いないようです。
樽見の大桜2023年のオススメ周辺スポット
ここは、かつて八鹿高等学校大屋校のあった廃校跡地です。
2012年にオープンしたばかりの、アートを体験できる場で、
どの年齢層の人たちにも、いろいろな楽しみ方ができます。
木工、絵画、書道、陶芸などの体験教室や、自由に試すことの
できる場があります。
また、貸しアトリエ、マンガ図書室、子ども工作室、遊べるギャラリー
などもあります。
樽見の大桜を見た後に、その姿を残しておきたい、なんていう人にぴったり
ですね。
入場料は、高校生以上300円、小・中学生150円で、団体料金もあります。
樽見の大桜2023年のまとめ
樽見の大桜は、国の天然記念物に指定されているだけあって、とにかく
その大きな存在に感動できる大桜です。
地元の人たちが、この宝を維持しようとして、守って来た姿も感じられて、
生きることの大切さをただ感じることができると思います。
見学するために、少し登山に近いことをしなければなりませんが、それも
いい運動になりますね。
老齢の樽見の大桜のたくましく生きている姿を見に、ぜひ皆さんでお出かけ
になってくださいね。
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